この度は、春日井市歯科医師会ホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。
春日井市歯科医師会は「歯と口腔の健康の保持と増進」を推進する事により、市民の皆様が健康で快適な生活を送っていただけるよう、日々、保健医療の活動に従事しています。
春日井市では「春日井市歯と口腔の健康づくり推進条例」を、平成29年7月6日に公布・施行致しました。歯科医師会では、市民の皆様の健康を維持するために行政と連携して、妊婦さんに始まり、乳幼児、高齢者に至るまで、各世代に合わせた様々な事業を行っています。
そのための活動の一つである8020運動「80歳で20本以上の歯を残そう」は、皆様よくご存じだと思います。
近年、歯周病と全身疾患との関わりが注目されてきました。糖尿病、心臓血管疾患、誤嚥性肺炎、早産・低体重児出産、骨粗しょう症、認知症等、多くの疾患に影響をもたらすことが解明されてきました。歯周病は生活習慣病と深い関係にあります。治療はもちろんの事、予防の重要性についてもお伝えしてまいります。
社会問題の一つに高齢化社会があり、歯科分野においても例外ではありません。高齢化社会を迎え、フレイル(加齢による心身の活力低下)が心配されています。フレイルを予防するために大切なことは、栄養をきちんと取ること、つまり、食事をきちんと取ることです。そのためには、噛むだけではなく、飲み込むことも大切になります。お口の機能低下(オーラルフレイル)は、フレイルの始まりです。このようなオーラルフレイル対策を知っていただくための「誤嚥予防プログラム」等、介護予防事業にも力を入れています。又、診療所に通院できない方のために在宅歯科治療を実施し、地域包括ケアシステムを推進しています。
春日井市歯科医師会は、令和元年5月現在、3病院、114診療所、128名の正会員で構成されています。健康寿命を延ばすには、何よりもお口の健康が重要です。市民の皆様が、健康で快適な生活を送るうえで欠かせない、食べる・会話する・生きる力を支える歯科医療を目標に、会員一同尽力してまいります。
本ホームページでは、市民の皆様のお役に立つ情報をこれからも提供してまいりたいと存じます。ご覧いただけましたら幸いです。